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水温が高いのは、エビには、よくないと言う事は、エビ飼育者にとって、今や常識とされていますが、それは、飼育者の飼育経験で知った事で、化学的に証明された事では、ないように思います。水温が高いと、酸素が溶けにくくなるので、と言うところまでは、よく話題になりますが、なんでエビだけが酸素が溶けにくくなると、よくないのでしょうか?、同じ水中にいる魚にとってもよくないはずですが、エビほど影響は受けていませんよね?、なぜでしょうか?、とマニアックな事を最近ずっと考えていました(^^;
そこで、エビと魚で、異なる物を集中的にリサーチしてみました。リサーチの結果、エビと魚では、酸素の運搬能力が異なる事が、関係しているのではないか?という結論に至りました。
魚の場合は、エラで酸素を取り込んで、その酸素をヘモグロビンが細胞へと運び込む事は、皆さんご存知だと思います。(人間も、同じですから・・)
ヘモグロビン(厳密に説明してしまうと、専門用語が入りすぎてしまうので、大雑把に説明しています。)は、酸素の多い場所では、酸素を取り入れて、酸素が少ない場所では、酸素を放す性質があります。ヘモグロビンは、鉄が入っていますよね、あの鉄が酸素を取り入れたり(配位結合)、切り離したりする役目をしています。塩素イオン(カルキ)を中和していない水槽に魚を入れてはいけない理由の1つに、あの鉄が関係しています、鉄イオンと塩素イオンは、沈殿のペアですから・・、鉄イオン(ヘモグロビン)と塩素イオンが化学反応を起こしてしまって、酸素運搬能力がなくなってしまう為、塩素を中和してからでないと魚を入れてはいけないのです。
エビ(軟体動物のタコ、イカなども・・、主に無脊椎のグループ)は、鉄ではなくて、銅が酸素運搬金属に利用されています。こちらは、ヘモグロビンではなく、ヘモシアニンといいます。性質は、ヘモグロビンと同じなのだが、酸素運搬能力が、鉄よりも弱いのではないかと考えられている。ちなみに、クロロフィルは、酸素運搬金属に、マグネシウムを利用しています、金属を包み込んでいるタンパク質の構造が少し異なりますが、どれもとても似ています。
鉄分が不足すると、貧血になる!などとよく言われていますが、今、お話した事と照らし合わせて、考えるとその意味がよく分かりますよね。貧血の症状は、いろいろありますが、大きくまとめると、細胞が酸欠状態になる事で、原因は、鉄が不足して、ヘモグロビンが少なくなって、酸素運搬できなくなってしまうって事ですよね。まさか、ないと思いますけど、エビにも貧血ってあるんですかね?(^^;、最近、銅が不足して息切れが激しくてさぁ〜なんて言ってたらちょっと笑いますよね(爆、普通にえさ与えてれば不足する事は、ないと思いますが・・・、現代人の食生活が狂ってるだけですよね(笑
人間の赤い血の色は、ヘモグロビンの鉄の色です、ヘモシアニンの中にある銅の色は、青い色をしています、しかし、エビをよく見ても、青い色は、見えません。実は、銅そのものには、色は、ありません。銅が、呈色を示すよな物と結合していないと、青色は見えないのです、もしかすると、ヘモシアニンを含むグループの生き物の中でも、酸素が上手く運べない理由があって、青呈色が、肉眼で確認する事ができないくらい薄い色をしているのかもしれません(青呈に酸素が関係してるので)、イカとかでもなかなか見れないようですが・・、確認できないぐらい薄いのが、普通なんですかね?(^^;
鉄がダメでも、銅なら、塩素は平気なのでは?と思った方もいることでしょう、ずばり正しいと思います!銅と塩素は、沈殿ペアでもないので、ヘモグロビンのときのような、化学反応を、起こす事は、まずないと思いますが、塩素は、他の理由で、エビに害を与えるのです、このネタは、塩素の中和特集で・・(笑、お楽しみに・・
↑の図をよく見ると炭素の結合している角度がありえない角度をしていますが、気にしないで下さい(^^;、そのうち書き直しますm(__)m
恐らく、銅よりも、鉄の方が、酸素を運ぶ能力が低いことが、エビが魚よりも酸欠になりやすい理由ではないでしょうか?
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