プラナリア編


 何かの拍子に発生してしまうと、あっという間に大繁殖してしまうプラナリア、長いことエビ飼育をしてる方なら一度はプラナリアが大繁殖してしまったなんてことはあると思います。

 発生してしまう主な原因は、他の水槽から移した水草などにくっ付いてきてしまったり、赤虫などにプラナリアの卵が入っていて増えてしまったり、さまざまな原因があります、1匹でも水槽に入れてしまうとあっという間に増えてしまいます(^^;、プラナリアは、自然界では綺麗な水に生息していることから指標生物になっています。指標生物とは、水質などの環境の状態を教えてくれる生物の事をいい、4段階の階級があります、とてもきれいな水、少し汚れた水、きたない水、大変汚い水、プラナリアはとてもきれいな水の階級に分類されています。

 プラナリアは、環境によって、有性生殖になったり無性生殖になったりします。暖かい水の中では、自らの体をちぎって分裂して増え(無性生殖)、冷たい水の中では、産卵し増える(有性生殖)傾向があります。再生能力がとても優れているのでかなり細かく刻んでもすぐに再生します。

 プラナリアは、エビを襲ったりはほとんどしませんが、エビがえさを見つける前にえさに絡みつくことがよくあります、いったん絡み付いてしまうとエビがそのえさにあまり寄り付かなくなってしまいます。ある程度時間がたつとえさから離れますが、そのときにはすでにえさがふやけてしまっていることがあります。えさがふやけてしまうと、エビはそのえさにあまり興味を示さなくなります。結果的に、えさが崩れて底床にめり込んでしまうことがあります。



 プラナリアを完全に駆除するのはとても困難ですが、目立たないくらいに減らす事は容易にできます。プラナリアは暗いところを好むので、流木の裏や石の下に集中してへばり付いています。この性質を利用してプラナリアを駆除します、わざとリシアストーンを水槽に数個入れて1時間放置してから、裏返すとびっしりとプラナリアがへばり付くのでそれをエアーホースで吸い込んで駆除します、リシアストーン1枚に5−10匹位へばりついているので何枚も並べておけば一回の作業(1分くらい)で数十匹も捕まえることができます!↑の画像は、約1分間で捕獲したプラナリアです。

プラナリアいらっしゃ〜い?^^;

 プラナリアは、底床(主にソイル)にもぐりこんでしまって隠れてしまう事があるので、一度に、エアーホースなどで水といっしょに吸い込んで駆除できるのは、目で確認できるプラナリアだけで、底床(ソイル)にもぐりこんでしまっているプラナリアは駆除できません。

 えびに餌をあげると、ソイル、岩、水草、流木に隠れているプラナリアが、一斉にその餌に群がって来ます。そこで、考えました。隠れているプラナリアが、えさの匂いを嗅ぎ付けてノコノコ出てくるならゴキブリホイホイと同じ要領で捕まえる事ができないかと・・、とにかく、プラは、かくれんぼが上手なのでおびき寄せたと同時に捕獲しないと、短時間で劇的に水槽のプラを駆除する事はできません。

 プラナリアが登りにくい素材、形のものを探してみました。いろいろ試した結果、150mlのペットボトル(?の製品)が一番登り難いようでした。

 沢山の試作品を作りました、穴のあけ方を少し変えるだけでもプラナリアが入ってくる数が全然変わってきます、プラナリアは、バリを嫌うようです、バリがある部分はなるべく避けて登ります。入口となる部分はバリがなくなるように加工する事で効率よく捕獲する事ができました。捕獲したプラナリアを逃がさないようにする工夫に非常に苦労しました、いろいろ実験しましたがプラナリアはどんなもの(どんな角度でも・・)でも登りました、しかし、1つだけ弱点がありました、この弱点を利用して一度入ると絶対に逃げられない物を開発する事に成功しました。

 ↑の画像は、10分〜20分ぐらい放置して勝手にプラナリアが入りました、数回繰り返して約数百匹のプラの駆除に成功しました、この方法なら、全滅させる事も可能?

 同じようなものを作っても↑のようには入らないのでご注意ください、セットするときにある工夫をしないとプラは、ほとんど入りません。また、オプションを取り付けないと長時間放置していると捕獲したプラが逃げます。

 次回につづく・・^^;;、お楽しみに・・