フィルター編〜外部フィルター設置の基本〜


水槽よりも低い位置に設置しましょう。

 外部ろ過機の設置には、いくつかのポイントがあります。その中で一番重要な事は、外部ろ過機を、水槽よりも低い位置に設置する事です。どのろ過機の説明書にも書いてある事ですが、なぜ?、水槽よりも低い場所でないといけないのか、書いてある説明書は、見たことがありません。

 水換えのときに、水槽にホースを突っ込んで、サイフォン効果を利用して、水を抜きますよね!?、あの槽の位置よりも低い位置にセットしてくださいという言葉には、サイフォン効果が期待できる位置にセットしましょう、という言葉が恐らく含まれているのだと思います。(メーカによっては、そこまで考えてないところもありそうですが・・(^^;)、外部ろ過機のパワーをフルに発揮するには、とても重要な事です。

 外部ろ過機は、水槽の水を吸い上げるというよりもむしろ、押し出していると考えるのが正しいと思います(押すのも引くのも同じなんですけどね(^^;)、なので、サイフォン効果が期待できないような、低い位置にセットしてしまうと、サイフォン効果で、水が降りてこないので、当然、ろ過機が、水を吸い上げなくはなりません。上手く水が循環していれば特に問題はないのですが・・、一度、炉材に付着しているバクテリアが吐き出した気泡、吸水口から吸い込んだ気泡が、ろ過機の中に入って、いわゆるエア噛み(ろ過機のインペラー部分に、気泡が、貯まって、インペラーが空回りする現象。)の状態になってしまうと、自動復旧ができなくなる可能性があります、水槽よりも低い位置にろ過機をセットしていれば、例え、エアー噛みを起こしたとしても、水槽よりも低い位置に外部ろ過機があるので、インペラー部分に貯まった、気泡は、浮力の力だけで、排水口から、勝手に出て行ってくれるのですが、水槽と同じ高さに設置してしまうと、浮力の力で、気泡が勝手に出て行かないので、インペラーの力で、水槽の外にだす以外方法がありません、しかし、そのエアーが、インペラー部分に貯まっていると、水を押し出す能力が極端に低下するので、エアーが、排出されないまま、ろ過機が、カラカラと音をたてた状態で、エアー噛みが何時までたっても解消されない可能性があります。

 水槽よりも低い位置にセットすると、カラカラと、エアーが噛んだ状態が、長く続くことなく、すぐに排水口から、シュワシュワーっと気泡を排出する事ができるのです。排水口から、シュワシュワーっと気泡が出てきているのを見たことありますよね!?

 サイフォン効果が期待できるかどうか微妙な位置にろ過機をセットすると、頻繁にエアー噛みを起こす事がよくあります、自分も初心者の頃に、微妙な位置にセットして頻繁にエアー噛が起きた事がありました。その時、自分は、どこかろ過機のパーツの隙間から、空気が入っているのかと勘違いしていました(^^;、言われれば、納得するのですが、言われないとなかなか気が付きませんよね(^^;、設置の高さが原因だなんて・・・

 外部ろ過をセットする時には、給水、排水のホースから、サイフォン効果で、水が流れ出るかチェックしてみましょう!!

 メーカーによっては、水槽と同じ高さに設置して、多少のエアー噛みを起こしても、自動復旧してくれるようなろ過機も中にはあります、自分は、フルーバルを水槽と同じ高さに置いて1年間使いつづけました(^^;、エア噛みは、1日に数え切れないぐらい起こりました、時には、エア噛みの状態のまま水が循環していない事もありました。ある日、ろ過機を開けてインペラーを見てみると、インペラーの付け根の部分が削れて、インペラーの羽が今にも取れそうな状態でした、エア噛みは、インペラーにかなりの負担をかけていたようです。

 ↑の画像では、分かりにくいかもしれませんが、インペラーの羽が今にも取れそうな状態です(^^;

 つづく・・